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今年も1年ありがとうございました。

2015年はみなさんにとってどんな1年だったでしょうか?


1年前の今日、2014年12月31日にイタリアを撤退するべく日本への帰国便に乗った時のことを思い出します。

イタリアでは本当に大変な目に何度もあったけれど、同じくらい素敵な経験もありました。
だからこそ、私はイタリアで「生きて」いたなと思います。自分がどうなりたいかよくわからないまま仕事をしていたサラリーマン時代とはまったく違って。
その地を去る寂しさや人と別れる悲しさ、もう引き返せない、次へ進むんだと自分を駆り立てる気持ち、いろんな思いがあったのを覚えています。


その約2週間後に呼び戻されるようにミラノでの仕事が決まり、日本での新生活を始めようとしていた矢先に拍子抜けもしましたが、でも私はもう一度イタリアに戻りたかったんだと思います。
やり残しを全て片付けるために与えられたとても貴重な時間でした。

1年前は、帰国してしまったらもうおしまい、二度とあの時には戻れないと今生の別れのように思っていたけれど、そんなことは絶対になくてまたいつでも戻ってこれるし、人とのつながりは簡単にはなくならないということを、イタリアに戻ってみて理解しました。


念願のポーランドとノルウェーに行け、カバン展に立ち会って他の作家さんたちと顔合わせもできたし、日本の美しい景色を見つけながら、たくさんの友人と再会しました。バンコクで最後の講座を教えることもできた。

世界を見る5年間の締めくくりにふさわしく、十分に駆け抜けた“動”の年でした。

これからは少し腰を落ち着けて日本を見直し、自分がやりたいことを見つめる“静”の時間を増やしつつ、来年はイベント参加が1件増える予定なので、ほどよく“動”もあるめりはりのある年にしたいです。


喪中につき年始のご挨拶は遠慮させていただきます。
みなさんに健やかで輝かしい新年が訪れることをお祈りいたします。

Armonia d'Aurora

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テーマ: 日記 | ジャンル: 日記

仕事納め

年内に金具が届かないという心配も取り越し苦労に終わり(さすが日本!!)、11月のカバン展からオーダーをいただいた作品も完成させることができました。
1ヶ月以上も待って下さったお客様の寛大さに頭が上がりません。
年内に納品できて心からホッとしています

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カバン展示に出展したラウンドショルダーを、気持ちグリーンがかった茶色の牛革でお作りしました。

大きめのシボのあるベジタブルなめしの革で、経年変化が楽しめます
使い込まれて1年くらい経った頃には、お客様オリジナルの色に変わっていることでしょう。


岡山市のM様、大変お待たせいたしました。
どうもありがとうございました!



テーマ: ハンドメイド | ジャンル: 趣味・実用

うっかり。。

イタリアの商店は基本的に開店が早い分閉店も早く、お昼休みは1時間から長いところでは3時間くらい閉まってしまうし、土日は当然おやすみ。夏は2、3週間しっかり夏休みを取ります。

私が革や金具を買っていたお店も例にもれずで、金具屋さんは特に、近隣の鞄工場も仕入れにくるところだったので、週末明けの月曜日や、週末前の金曜日の午後などは業者さんでごったがえして、小ロットの外国人は相手にしてもらえないこともよくありました。
(そんなことも懐かしいな~)


イタリアで製作していた時は、私が帰国した時に納品するという前提でのオーダー品しか作っていなかったので、時間に追われるということはそこまでなかったけれど、どうしても材料が大至急必要になった時この国は不便だーと思っていました。
例えば週末に底鋲なんかを打ち損じてしまって、さらに予備の底鋲もなかったりすると、それ以上先に進めないので月曜日の金具屋さんの開店を待つしかない、なんてこともありました


なので、イタリアを撤退することにしたときは、これからは業者さんの営業時間を心配しなくていいんだと安心したものでした。


が。
うっかりしていました。
日本には年末年始の冬期休業が存在することを忘れていました。。


イタリアでは年末年始よりもキリスト教関連の行事の方が大事、なのでお店が閉まるのはだいたい12月24~26日で、次はの祝日は1月1日。大晦日も閉めるところもときどきありますが、それ以外の日は基本的に営業しているのです。新年は2日か3日には営業再開。


先週マカオから帰ってきてすぐ、11月からお待たせしてしまっているオーダーに必要な金具を注文したのですが、なんとその業者さんからのメールでの返答にはなんと「12月23日から1月11日まで冬期休業」との文字が!!
うっかりしていた私がいけないのですが、でも意外なほど長いお休みにもびっくり
もう入金は済ませたし、急いでいる旨連絡も入れ、やれることはやったので、どうかお休み前に発送手続きだけはしてくださいと祈るばかりです。。


テーマ: ひとりごと | ジャンル: 日記

マカオへ!

バンコクの仕事を終え、最後の海外旅行にマカオへ行ってきました。

「マカオと言ったらカジノ!!」というイメージが強いですが、世界遺産をたくさん保有している歴史深い土地です。
数としてはポルトガルの植民地だった時のものが多いですが、中国文化に根差したものもあり、西洋と東洋の文化の入り混じりが見ていてとてもおもしろいです。

マカオ最古の中国寺院、媽閣廟。
海の守り神阿媽が祀られています。
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近代中国の著名な思想家の邸宅、鄭家屋敷。広大で落ち着いた雰囲気で素敵でした。
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聖ヨセフ聖堂
イエズス会の教会で、ザビエルの遺骨が安置されています。
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仁慈堂大樓
アジア最古の慈善福祉団体、仁慈堂マカオ支部の事務所として所有されていた建物。中には博物館があるそうですが、今回は断念しました。
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聖ポール天主堂跡
火災で焼失してしまい、正面ファサードだけが残っています。
このファサードの彫刻には日本人も携わっていたとか。
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港務局大樓
夜は色とりどりにライトアップされていました。政府の事務所として現在も使われていて、これも世界遺産です。
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夜になるとホテルやカジノのイルミネーションがまばゆく、歴史を感じさせる街が一変!!
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私も高揚してしまって、ちょっとだけれど用意しておいたお金を使ってカジノに挑戦してきました!
一応プラスで終わりにしました。しっかり楽しんで、でも堅実に堅実に。


高台から見たマカオタワーと西湾大橋。
頑張って登った甲斐があったすばらしい眺め。。
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今までの旅行では絶対になかった高揚感も味わったし、最後を締めくくるのにふさわしい特別な旅になりました。



イタリアに行き来していた5年間は、いろんな国を見るための時間だったんだと思います。

希望溢れて日本から飛び出し、幸運が重なって予定した期間を超えて滞在できることになったものの、私が求めていたものはイタリアには初めからなかった。そこに気づくのに数年かかったし、気づいた時には「それじゃ今までの時間は一体何?初めから無駄だったの?」と、やり場のない怒りも湧きました。目的をなくし、自分が何がしたいのか、そもそもイタリアにいたいのか、イタリアにいなきゃいけない理由はあるのか、散々自分に問い詰め、その答えを探すためにしたのがやはり旅でした。イタリアではない外の国を見る必要がどうしてもあった。


何がしたいかわからなかった学生時代の私は、本当に何をするでもなかった。今思うととてももったいない。
この5年間は、きっとあの頃にすべきだった経験を補うための時間だったんだと思います。

求めていたものはイタリアにはなかったけれど、ブランド名もできたし、ロゴをデザインしてくれた友人や活動の場を与えてくれる友人とも出会えたし、作家として必要なものはすべてイタリアで手に入れました。
あると信じていたものを追いながら、それが結局空っぽだったけれど、追いかけて進んできた私の後ろに道はできていたんだから、無駄ではなかったんだと思うことにします。


世界を見る5年間、十分すぎるほど楽しんだし、しめくくりのマカオも本当に楽しかった。これで当分はおしまい。


これからしばらくは日本を見つめ直すつもりです。


テーマ: 海外旅行 | ジャンル: 旅行

講座終了しました。

バンコクの1週間集中講座、終了しました。

トートバッグ(エルムさん作)
ぱっと見はシンプルですが入れ口のカーブにこだわりがあり、パターン作成でだいぶ苦戦しました。
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クラッチバッグ(ヴァニーさん作)
正面のデコレーションから全体の組み立てまで、ハンドステッチで頑張りました!!
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質問が多く、教えがいのある生徒さんたちでした。
自分の頭の中に浮かんだ作業のイメージを生徒さんの頭にも浮かべてもらうにはどうしたらいいか、伝えることについてものすごく考えた1週間でした。
慣れない作業に対する生徒さんのイライラや、やってほしいとおりにやってもらえない(伝わっていないこともあったんだろうな。。)私のイライラがぶつかってどうしようもなく殺伐としてしまった日もありましたが、それも仕方なかったんだと思うことにしました。
期間内に完成できて本当によかった。心からほっとしました。


残念ながらこのスタジオはこの私の講座をもって一旦閉めることになったそうです。
私ももうしばらくバンコクにくることは無さそう。

さよなら、FACTスタジオ
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講座の期間中毎日通っていたカフェともお別れです。
バイバイCafe2all!!
イタリアの機械で淹れたエスプレッソで作るカフェラテはおいしかった!
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もしスタジオ再開、なんてことになったときにまた呼んでもらえるよう、製作の腕を磨いておきます。


テーマ: 海外生活 | ジャンル: 日記

バンコクの講座、始まりました!

日曜日の深夜に眠気でフラフラになりながら無事バンコク入りし、月曜日からデザインスタジオでの1週間集中講座が始まりました!

今回の生徒は企業でデザイナーをしている女性2人で、歳も私より少し上。

2人ともデザインと素材にこだわりが強く、普通ならこうはしない、この部位にこの素材は使わない等の説明をしても、「どうしてもこうしたい」という意思が強く、苦闘しています。
私のボロボロ英語では説明、説得しきれないのにも大きな原因があるわけですが。。泣

教える以前に、彼女たちがどうしたいのかをきちんと理解しないと、間違った構造を教えることになってしまうため、英語の重要性をひしひしと感じています。


とにかく、受講生が作りたいデザインの実現を手伝うのが講師の仕事!!

最後まで頑張ります!!

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テーマ: 海外生活 | ジャンル: 日記
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